X Window Systemの設定


1. twmを起動する。
  • シェルから
  • #($%) xinit -- -bpp 16   # 8=256色  15=32k色  16=64k色  24=16M色  32=4096M色
  • #($%) twm &
  • で標準windowManagerのtwmが起動する。
  • 2. twmのカスタマイズ
  • システム全体のtwmをカスタマイズするには /usr/X11R6/lib/X11/twm/system.twmrcを変更する。
  • ユーザのtwmのみカスタマイズするには、./.twmrcを変更する。
  • $ ls -l .twmrc   で属性をみて、書込み許可が無い場合には   #chmod 644 .twmrc  として変更する。
  • 3. ルートメニュー (twm) 左クリック
     
    メニュー項目 機能
    Iconify ウインドウのアイコン化
    Resize ウインドウのリサイズ
    Move ウインドウの移動
    Raise ウインドウをいちばん手前に表示
    Lower ウインドウをいちばん奥に表示
    Focus ウインドウの選択
    Unfocus Focusの解除
    Show Iconmgr アイコンマネージャの表示
    Hide Iconmgr アイコンマネージャの消去
    Kill Xクライアントの強制終了
    Delete メニューバーの無いXクライアントの強制終了
    Restart twmの再実行
    Exit twmの終了

    4.起動スクリプトの設定

  • 読み込む順序
  • /.xinitrc    #無ければ
  • /usr/X11R6/X11/xinit/xinitrc  #全体
  • オプション 説明
    -background(-bg) color "blue"の様に、またはファイルで指定。
    -foreground(-fg) color 表示色。同上
    -bordercolor(-bd) color 背景色。同上
    -borderwidth(-bw) numDot ウィンドウの枠の幅をドット数で指定。
    -display nameDisplay ディスプレイ名を指定することで対応ディスプレイを表示
    -font(-fn) nameFont 論理フォント名により、Xクライアントごとのフォントを指定
    -geometry 幅*高さ(+or-)X座標(+or-)Y座標 Xクライアントの大きさ、表示位置を指定。
    -iconic アイコンの状態で起動。
    -name String インスタンス名を文字列で指定。
    -reverse(-rv) ウインドウの表示色と背景色を反転
    -title String タイトルバーに表示する文字列を指定。
    -xrm String Xクライアントに対してリソース文字列を渡すことで表示される
    外観や機能を調整する。